SSブログ
社会、スポーツ ブログトップ

268.2020年オリンピックで、IOC評価委、東京で現地調査(最新版)ー2013.3.4-5 [社会、スポーツ]

(a)日本語のニュース

2020年夏のオリンピックとパラリンピックの招致をめざす東京で、IOC=国際オリンピック委員会の評価委員会が現地調査を始めました。
初日の4日は都内のホテルでIOCの評価委員会のメンバーが出席して歓迎行事が行われ、安倍晋三首相や猪瀬直樹東京都知事らが、2020年夏のオリンピックの東京への招致をアピールしました。
安倍首相は、英語でスピーチを行い、「聖火を東京に持ってこられるようお願いする」と述べました。
猪瀬都知事も英語で「大会開催を通じて、スポーツの力や楽しさを、都民、国民、そして世界中の人々と共有したい」と呼びかけました。
このあと、東京オリンピック招致委員会によるプレゼンテーションが行われ、競技場の多くを半径8キロ圏内に配置し、コンパクトな大会運営を目指すことなど東京の開催計画について説明しました。さらに、大会の運営能力の高さに加え、交通インフラや財政基盤などの面で東京がすぐれていることを強調しました。
IOCの評価委員会による現地調査は、東京で4日から4日間行われたあと、このほかの立候補都市であるスペインのマドリードとトルコのイスタンブールで行われ、評価報告書を作成することになっています。
東京オリンピック招致委員会が5日発表したところによりますと、IOCが行った市民調査では、東京のオリンピック開催支持率が都内で70%になったということです。これは、昨年5月IOCが公表した支持率47%を大きく上回っています。
IOCの委員は、現地調査などを基に、2020年夏のオリンピック開催地を決めることになっており、IOC総会は9月アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれる予定です。

(b)ニュースの背景

東京は、1964年夏のオリンピックの開催地でしたが、それから50年近くが過ぎています。
これまで、東京は、2000年と2008年夏のオリンピックについては、正式立候補都市に選ばれましたが、開催地決定投票で、それぞれオーストラリアのシドニー、中国の北京に敗れています。また、2004年と2012年夏のオリンピックにも立候補しましたが、2回目の投票で敗れています。さらに、2016年夏のオリンピックにも立候補しましたが、2回目の投票で敗れています。
今回2020年夏のオリンピックの開催地をめぐっては、東京は、スペインのマドリードとトルコのイスタンブールと競っています。
なお、冬のオリンピックの日本での開催については、1972年の札幌オリンピックと1998年の長野オリンプックがあります。

(c)英語のニュース

The International Olympic Committee has begun an inspection in Tokyo to examine the capital city's bid to host the 2020 Summer Olympic Games.
An official reception took place at a hotel in Tokyo on Monday with members of the IOC's Evaluation Commission, Japanese Prime Minister Shinzo Abe, Tokyo Governor Naoki Inose and other people attending.
Mr.Abe declared Tokyo's enthusiasm to host the 2020 Summer Olympics, saying that it was his lifelong dream.
Mr.Inose stressed Tokyo's desire for creating strong relations with other people in the world through hosting the 2020 Olympics.
Tokyo envisions a compact Olympics with 85 percent of sports facilities within an 8-kilometer radius of the Olympic Village.
The latest survey conducted by the International Olympic Committee shows that 70 percent of Tokyo citizens support the capital city's bid to host the 2020 Summer Olympics. This is up 23% from May of last year.
Tokyo, which is vying against Madrid and Istanbul for the 2020 Summer Olympics, is the first destination for the IOC's Evaluation Commission.
The IOC members will make a decision on who will host the 2020 Summer Olympics by secret ballot at a general meetng in Buenos Aires in September.

(d)ニュースの比較研究

IOC評価委員会の東京での現地調査開始のニュースについては、日本のメディアは、詳しく伝え、いい評価を得ているという見方が多かったのですが、外国のメディアは、いくつかの通信社が伝えたにとどまっています。
アメリカ、イギリス、中国の通信社の報道を紹介しましょう。

アメリカの『AP(=Associated Press)』通信は、IOC's evaluation commission begins 4-day inspection of Tokyo's plans to host the 2020 Olympics"(IOC評価委員会、2020年のオリンピックの東京開催計画に関する4日間の視察開始)という見出しで、"The International Olympic committee's evaluation commission began a four-day inspection of Tokyo's bid to host the 2020 Olympics on Monday. IOC vice president Craig Reedie is leading the visit. Prime Minister Shinzo Abe, Governor of Tokyo Naoki Inose and Tokyo 2020 President Tsunekazu Takeda all remarks during an official reception"(IOC=国際オリンピック委員会は、2020年のオリンピックの東京開催計画に関する4日間にわたる視察を開始した。IOCのクレイグ・リードル副会長が、視察団を率いている。安倍首相、猪瀬東京都知事、竹田東京招致委員会理事長が公式レセプションで挨拶した)と報じました。

イギリスの『REUTERS』通信は、"Olympics-Tokyo an inspirational choice for Games, Abe tells IOC"
(安倍首相、オリンピック開催地として東京はすばらしい選択だと言明)という見出しで、"Tokyo would be an inspirational choice to host the 2020 Olympic Games, Prime Minister Shinzo Abe told Olympic officials on Monday, with Japan keen to showcase its recovery from a devastating 2011 earthquake and tsunami"(安倍首相は、オリンピックの関係者に、東京は2020年のオリンピックを開催するのにすばらしい選択だと言明した。日本は、2011年の地震と津波による破壊からの回復を披露するのに熱心だ)と報じました。

中国の『新華社(Xinhua)』通信は、"IOC begins on-site evaluation on Tokyo's bid for the 2020 Olympics"(IOC=国際オリンピック委員会、2020年のオリンピックの東京開催計画に関する現地視察を開始)という見出しで、"The International Olympic Committee's (IOC) Evaluation Commission on Monday kicked off its four-day visit in Japan's capital of Tokyo to assess the city's bid for the 2020 Olympic and Paralympic Games"(IOC=国際オリンピック委員会の評価委員会は、2020年のオリンピックとパラリンピックの東京開催計画を査定するため、日本の首都の東京で、4日間にわたる視察を開始した)と報じました。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース

262.東京マラソンに3万6000人参加ー2013.2.24 [社会、スポーツ]

(a)日本語のニュース

毎年恒例の東京マラソンが24日行われ、3万6000人の市民ランナーが国内外のトップの手とともに参加しました。
今年で7回目となる大会の男子フルマラソンで、ケニアのデニス・キメット選手が、2時間6分50秒の大会新記録で初優勝しました。2位、3位もケニアの選手で、日本勢トップは、4位の前田和浩選手でした。
東京マラソンは、今大会から世界の大都市マラソンで構成する「ワールド・マラソン・メジャーズ」に6都市目として加わりました。

(b)ニュースの背景

東京マラソンは、2007年から始まった東京で行われるマラソン大会で、正式名称は、末尾に開催年が付され、例えば、「東京マラソン2013」などといいます。
参加エントリーは、男女フルマラソン、男女10kmロード、車いすマラソン(フルマラソン)、障害者(車いすの部、視覚障害者、知的障害者、移植者)10km があります。
東京マラソンは、今大会から、ボストンマラソン、ロンドンマラソン、ベルリンマラソン、シカゴマラソン、ニューヨークシティマラソンに次いで6番目のマラソン大会として、ワールド・マラソン・メジャーに加盟しました。

(c)英語のニュース

Kenyan runner Dennis Kimetto has won the Tokyo Marathon 2013.
His time was a new event record of 2 hours 6 minutes 50 seconds
Two other Kenyan runners placed second and third.
Japan's Kazuhiro Maeda finished fourth.
Some 36,000 runners took part in the 7th annual Tokyo Marathon on Sunday.
This year's Tokyo Marathon debuted as part of the World Marathon Majors tour alongside
Boston, London, Berlin, Chicago and New York

(d)ニュースの比較研究

東京マラソンのニュースについては、日本のメディアは報道しましたが、外国のメディアは、伝えていません。



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ニュース
社会、スポーツ ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。