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894. 1~3月期のGDP,年率2.2%増、5期連続でプラスー2017.5.18 [経済]

(a) 日本語のニュース

今年1月から3月までのGDP=国内総生産は、物価の変動を除いた実質成長率が前の3か月と比べてプラス0.5%、年率に換算してプラス2.2%になりました。、GDPがプラスとなるのは、5四半期連続で、これは、11年ぶりのこです。
これは、内閣府が18日発表したもので、好調な海外経済に支えられ輸出が伸びを主導、個人消費が回復したためです。
主な項目では、GDPの半分以上を占める「個人消費」が、雇用や所得の改善を背景に携帯電話や衣料品などの売り上げが伸びて、前の3か月と比べて0.4%のプラスとなりました。
また、「輸出」は、アジア向けに半導体製造装置など工作機械の輸出堅調が続いたため、2.1%のプラス、「住宅投資」も0.7%のプラスとなりました。
一方、「企業の設備投資」は、昨年の秋以降の生産設備を増強する動きが鈍化し、プラス0.2%の小幅な伸びにとどまりました、

(b) ニュースの背景

GDP(=Gross Domestic Product)は、国内総生産のことで、その国の経済力を示す指標になっています。GDPは、企業や政府の活動が、国内で一定期間に生み出した経済的な価値の総額を示しています。個人消費や設備投資、住宅投資、公共事業などの「内需」と輸出から輸入を引いた「外需」に分かれています。GDPは、実質GDPと名目GDPがあります。GDPは、物価の変動の影響を受けるため、その影響を取り除き、その年に生産された財の本当の価値を算出したものが実質GDPで、一方それを取り除かず、その年の経済活動の水準を算出したのが、名目GDPです。GDPの1年間の増加率を示すのが、経済成長率です。

(c) 英語のニュース

Japan’s Gross Domestic Product in January to March grew 0.5 percent from the previous quarter in real terms. It represents a 2.2 percent annualized rise. This shows that, the country’s economy has expanded for the 5th straight quarter.
The world’s number three economy has been picked up steam on the back of strong exports, but consumer spending tepid. Exports increased 2.1 percent and consumer spending rose 0.4 percent. And corporate investment grew 0.2 percent.

(d) ニュースの比較研究

1~3月期のGDPが年率2.2%増と5期連続でプラスになったニュースについては、日本のメディアは伝えましたが、外国のメディアは、今のところ報道していません。
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